2019年8月22日• 先ほどご説明しましたが、「のたりのたり」とは、 ゆるやかにのんびりと動く様子を表現した言葉です。 「春の海終日 ひねもす のたりのたりかな」の表現技法 「写実的」に詠まれている 与謝蕪村は俳人としても優れていましたが、画家としてもその才能を発揮していました。 個人的に好きなのでご紹介しました。 俳人としての姿が有名ですが、実は蕪村の本業は画家だったともいわれています。 これは明治時代、正岡子規が与謝蕪村の俳句を高く評価し、多くの人に広めたことによるものだそうです。
もっと蕪村が約3年半の月日を過ごした丹後。 「釣りの名人」「鮒 ふな 釣り」• 2019年5月28日• 生涯におよそ3000句を発句した蕪村は、十七音を自在に操り、「菜の花や 月は東に 日は西に」では、大景を詠う豪腕を披露するかと思えば、「学問は 尻からぬける ほたるかな」や「戸をたたく 狸と秋を おしみけり」など滑稽で笑いを誘うほど、その手際は硬軟、多彩だ。
もっと2 「釣り銭 せん 」の略。 そこは亡き母を偲ぶ郷愁の地、 友と交わり、画と俳句に励んだ丹後に 蕪村の足跡を辿った。 (蕪村筆 俳画 自画賛 出典:Wikipedia) そんな蕪村ですので、 この俳句も非常に「写実的」に詠まれています。
もっと春の海 ひねもすのたりのたりかな 与謝蕪村の歌にあるように、もう春も盛りの南浜名湖弁天島 に立てばこの歌のような情景がそこにあります。 浜名湖のVIEWポイントは広々とした景色だけでなく、足元に こそあります。 鰒汁の宿赤々と燈しけり• 2020年12月2日• 単なる嘘に限らず、経済・心理・生活・人間関係の上で、 実際に人々にダメージを与える「釣り」です。
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